概要
HTTPSは、インターネット上で安全に情報をやり取りするための通信の仕組みです。
特に、ウェブサイトとあなたのパソコンやスマートフォンとの間でやりとりされる
個人情報やパスワードなどを暗号化し、盗み見や改ざんを防ぎます。
「鍵マーク🔒があるサイト」はHTTPSが使われている証拠です。
正式名称
HyperText Transfer Protocol Secure
(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル・セキュア)
略称
HTTPS(エイチ・ティー・ティー・ピー・エス)
特徴
- 通信内容を暗号化して送受信する
- 第三者による盗聴・改ざん・なりすましを防ぐ
- URLが「https://」で始まる
- アドレスバーに鍵マーク🔒が表示される(多くのブラウザで)
- サイト運営者はSSL証明書またはTLS証明書を取得する必要がある
- 検索エンジンやブラウザは、HTTPSを使っていないサイトに警告表示をすることがある
具体例
→ これらはすべてHTTPSで通信しており、ユーザーの情報が安全に守られています。
関連用語
用語 | 解説 |
---|---|
HTTP | 暗号化されていない通信。 HTTPSの元になった仕組み。安全性は低い。 |
SSL(エス・エス・エル)/ TLS(ティー・エル・エス) | 暗号化技術。現在はTLSが主流。 |
SSL証明書/TLS証明書 | サイトの安全性を証明するデジタル証明書。HTTPSに必須。 |
暗号化 | 情報を他人に読まれないように変換する技術。 |
なりすまし | 偽のサイトや人が本物を装う行為。 HTTPSで防げることがある。 |