概要
JSONは、プログラム同士がデータをやり取りするための軽量なフォーマット(形式)です。
シンプルで読みやすく、WebアプリやAPIで最もよく使われているデータ形式のひとつです。
文字列として扱えるため、どの言語でも扱いやすく、互換性が高いのが特長です。
正式名称
JavaScript Object Notation(ジャバスクリプト・オブジェクト・ノーテーション)
略称
JSON(ジェイソン)
※「ジェイソン」と発音されますが、人名ではなく技術用語です。
特徴
- データをキーと値のセットで表現(例:
"name": "Taro"
) - テキスト形式なので人間にも読みやすい
- 軽量で、通信時の負担が少ない
- 多くのプログラミング言語(PHP, JavaScript, Pythonなど)で対応
- API、設定ファイル、データ保存など様々な場面で使われる
- 拡張性が高く、ネスト(入れ子)も可能
具体例
✅ 例1:基本的なJSONデータ
{
"name": "Taro",
"age": 25,
"is_student": false
}
このように、キー(name, age, is_student)と値(”Taro”, 25, false)で構成されます。
✅ 例2:配列やネストも可能
{
"users": [
{"name": "Taro", "age": 25},
{"name": "Hanako", "age": 22}
]
}
この形式で、複数のデータを一度にやり取りすることができます。
特にREST APIで多用されます。