モジュール化とは

概要

モジュール化とは、
大きなシステムやプログラムを、小さな独立した部品(モジュール)に分割する設計手法のこと。
各モジュールは、他の部分から独立して機能し、再利用や修正がしやすくなる

正式名称

モジュール化(モジュールカ)

略称

特に一般的な略称はなし。ただし文脈によっては「モジュール」と略されることが多い(モジュール)

特徴

  • 大規模なシステムを分かりやすく整理できる
  • 各モジュールは独立しているため、開発・修正・テストが容易
  • 再利用性が高く、他のシステムでも使い回せる
  • モジュール間の依存関係を減らすことで、保守性が向上
  • チームでの開発に向いている(役割分担がしやすい)

■ 具体例

  • Webアプリケーションで、ログイン機能、商品表示機能、購入機能をそれぞれモジュールとして開発
  • JavaScriptで、API通信処理、UI更新処理、データ整形処理を別々のファイル(モジュール)に分ける
  • Pythonで、mathdatetimeなどのライブラリを「モジュール」として利用する

関連用語

用語解説
関数(Function)モジュール内で使われる小さな処理単位。モジュール化と一緒に使われることが多い。
クラス(Class)オブジェクト指向における設計単位。複数の関数やデータを1つにまとめたもの。
ライブラリ複数のモジュールを集めたもの。再利用できるコードの集まり。
コンポーネント化モジュール化と似た考え方。特にフロントエンド開発(Reactなど)で使われることが多い。
再利用性作ったモジュールを他の場所でも使い回せること。モジュール化の大きなメリットの一つ。

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